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料金相場と総額の作り方

アプリに表示されている時間料金だけを見て予算を組むと、当日に倍近くになります。 飲食代が別だからです。ここでは最初から総額で考えるやり方を示します。

最終更新:2026年9月22日

総額は3つの合計でできている

要素誰に払うか読みやすさ
時間料金アプリ運営(事前に確定)読める
飲食代店(当日の伝票)読みにくい
交通費・タクシー代状況による深夜は膨らむ

重要なのは、読めるのは1つ目だけという点です。 アプリの料金表を見て「2時間で1万円か」と考えると、そこから飲食代が上に乗ります。 そして飲食代は人数分かかります。

覚えておく比率

経験則として、総額は時間料金の2倍前後になります。 時間料金1万円の席なら、総額は2万円前後を見ておく。 この比率を頭に入れておくだけで、予算の見誤りはほぼ防げます。

時間料金の相場

先に幅だけ言うと、1人・1時間あたり およそ5,300円から30,000円です。 6倍近い開きがあります。下の表は各社の公式表示から機械的に換算したもので、 換算の元になった表示は次の節にそのまま載せました。

水準1人1時間(換算)該当するのは
下限約5,300円〜aimaのグルマ/ソロマの下限
中位約10,200〜16,800円patoパトコールのプレミアム〜VIP
上位約30,000円patoのロイヤルVIP、コパトの上限
繁忙時上記+割増金曜夜、年末、大型イベント時

最低利用時間が設定されているのが通常で、多くは2時間からです。 つまり1人呼ぶだけでも、時間料金だけで1万円台からが現実的な下限になります (最も安い帯の約5,300円/時でも2時間で1万円を超えます)。

3社の公式料金を1時間あたりに揃える

料金を調べようとすると、すぐ壁に当たります。 各社が違う単位で出しているからです。 ポイント建て、30分ごと、1回いくら——このままでは比べられません。 そこで公式に書いてある文字列をそのまま載せたうえで、1時間・円に揃えたのが下の表です (2026年9月22日に各社の公式サイトで確認)。

サービス/プラン公式の表示(そのまま)1時間あたりに換算
pato(1P=¥1.2相当・パトコールとコパトは30分ごと)
パトコール プレミアム4,250P(¥5,100相当)/30分約10,200円
パトコール VIP7,000P(¥8,400相当)/30分約16,800円
パトコール ロイヤルVIP12,500P(¥15,000相当)/30分約30,000円
コパト(1対1)4,500〜12,500P(¥5,400〜15,000相当)/30分
※キャストが自由に設定
約10,800〜30,000円
aima(1P=¥1.32・税込)
グルマ料金相場:30分2,000〜4,000P約5,300〜10,600円
ソロマ料金相場:30分2,000〜5,000P約5,300〜13,200円
(見出しの表示)「業界最安値3300円~からご利用頂けます」★時間の単位が書かれていないので換算していません
pico
コール/アポ「業界初1回料金制」。コールはキャストクラス1〜4、アポはキャストが設定★金額が公表されていないので換算できません

出典:各社公式サイト (pato.today/guest/aima-match.com/pico-match.com)。 2026年9月22日に確認。換算は表示されている単位を2倍しただけの単純計算です。 料金は改定されます。申し込み前に必ず公式で確かめてください。

★「3,300円〜」を1時間の値段だと思って予算を組まない

aimaの見出しにある3,300円には、どの時間に対する金額なのかが書かれていません。 同じページの料金相場は30分単位で示されているので、 1時間の値段として受け取ると足りなくなる可能性があります。 このサイトでは推測で換算せず、表示のまま載せています。 実額は申し込み画面で確定するので、そこで確かめてください。

この表に入っていない費用が2つあります

飲食代と交通費です。patoの公式FAQにも 「飲食代や交通費を別途ご負担いただく場合がございます」とあります。 時間料金だけで予算を組むと当日に倍近くになるのはここが理由で、 次の節の総額シミュレーションはこの2つを込みで計算しています。

呼ばれる側が受け取る額はまた別の話です。 ゲストが払う額から運営の手数料が引かれた残りが報酬になります。 その内訳はギャラ飲みとは(受け取る側の金額)で扱っています。

人数別・総額シミュレーション

実際の会計に近い形で計算します。時間料金6,000円/人、2時間、 飲食代は1人あたり6,000円(自分の分も含む)という前提です。

1対1(自分+1名)

時間料金6,000円 × 2時間 × 1名12,000円
飲食代6,000円 × 2名12,000円
交通費相手の帰宅分を持つ場合3,000円
総額約27,000円

2対2(自分+友人1名、女性2名)

時間料金6,000円 × 2時間 × 2名24,000円
飲食代6,000円 × 4名24,000円
交通費2名分6,000円
総額約54,000円
男性1人あたりの負担約27,000円

パーティ規模(5対5)

忘年会や打ち上げでまとめて呼ぶ形です。 大人数は「1回あたりの金額」が大きいので身構えますが、 1人あたりの負担は2対2とほとんど変わりません。

時間料金6,000円 × 2時間 × 5名60,000円
飲食代6,000円 × 10名60,000円
交通費5名分15,000円
総額約135,000円
男性1人あたりの負担(5名で割る)約27,000円
大人数のときに実際に効いてくるのは「呼び方」のほう

サービス側には大人数向けの仕組みがあります(2026年9月22日に公式サイトで確認)。

  • patoのパトコール — 複数人向けの呼び方。 30分ごとの課金で、プレミアム/VIP/ロイヤルVIPのランクを選ぶ形
  • aimaのグルマ — やりとり無しで合流するモード。 公式の説明は「やりとり無しで好きな場所にサクッと合流したい場合にオススメ」。 時間・場所・人数・希望を指定して待つ形で、最短30分でマッチングする

★人数が増えるほど、当日ぶんの調整に時間を取られます。 個別にやりとりして5名集めるのと、条件を出して待つのとでは手間が桁違いです。 パーティ規模なら、やりとりを挟まない呼び方を選ぶほうが現実的です。

パーティで総額が跳ねる3つの理由

①ランクを上げると人数分そのまま乗る。 1人あたり1時間で約10,200円のランクを5名にすれば、時間料金だけで2時間10万円を超えます。 ②飲食代が人数の2倍で増える。男性側の分も足されるからです。 ③店の最低利用金額に当たる。 大人数を受けられる個室は、そもそも1人あたりの下限が高く設定されていることがあります。 料金の内訳は3社の公式料金を1時間あたりに揃えるで確かめてください。

3対3(接待・グループ)

時間料金6,000円 × 3時間 × 3名54,000円
飲食代8,000円 × 6名(少し良い店)48,000円
交通費3名分9,000円
総額約111,000円

表を見ると分かるとおり、人数を増やすと時間料金と飲食代が両方とも掛け算で増えます。 「大人数のほうが割安」という直感は、この形式では成立しません。 ★ただし男性1人あたりの負担は、2対2でもパーティ規模でも約27,000円でほぼ横ばいです。 変わるのは総額であって、1人の財布ではありません。 幹事が身構えるのは金額の桁であって、割り勘の額ではない——ここを取り違えないでください。

予算から逆算する

総額の上限が決まっている場合の考え方です。 総額 ÷ 2 = 時間料金に使える額として計算すると、だいたい合います。

予算(総額)時間料金に回せる額現実的な組み合わせ
2万円約1万円1名・2時間・料金の安いサービス。店は居酒屋クラス
3万円約1.5万円1名・2時間・標準帯。店に少し予算を回せる
5万円約2.5万円2名・2時間・標準帯。または1名・3時間で良い店
10万円約5万円3名・3時間、または接待向けの店で2名
迷ったら「人数を減らして時間を長く」

同じ予算なら、3名を2時間より、2名を3時間のほうが満足度が上がりやすいです。 人数が多いと会話が分散し、一人あたりと話す時間が短くなります。 はじめのうちは人数を絞ったほうが失敗しません。

総額が膨らむ3つのパターン

1. 延長

最も多い超過要因です。楽しくなって延長すると、 時間料金と飲食代が同時に増えます。1時間の延長は、体感の倍の金額になります。 延長する可能性があるなら、最初から予算に1時間分を含めておくほうが安全です。

2. 店の単価読み違い

「1人6,000円くらいだろう」と思っていた店で、ボトルを開けると一気に倍になります。 飲み放題つきのコースにしておくと、この変動が消えます。 店選びの基準はどんな店で呼ぶかにまとめました。

3. 深夜のタクシー代

終電を過ぎると、相手の帰宅費用が数千円単位で乗ります。 人数分かかるので、3名なら1万円前後の差になります。 終電の時間で切り上げる設計にしておくと、ここが丸ごと消えます。

安く抑えるなら、どこを削るか

削っていい順に並べます。上から順に、満足度への影響が小さいものです。

  1. 人数を減らす — 最も効きます。1名減らすだけで時間料金と飲食代が両方下がります
  2. 開始を早くする — 早い時間に始めて終電前に終われば、タクシー代が消えます
  3. 飲み放題のコースにする — 総額が読める形にするだけで、超過が止まります
  4. 料金の安いサービスを使う — ゲスト側料金の安いサービスを選ぶ
  5. 平日にする — 繁忙時の割増がありません
削ってはいけないもの

店のグレードを下げすぎるのは逆効果です。 落ち着いて話せない店だと、時間料金を払っている意味がなくなります。 騒がしい店、席が近すぎる店、注文が通らない店。 ここで浮く数千円のために、その日の数万円が無駄になります。

予算が決まったら

次は店選びです。満足度の大半はここで決まります。

どんな店で呼ぶか