料金相場と総額の作り方
アプリに表示されている時間料金だけを見て予算を組むと、当日に倍近くになります。 飲食代が別だからです。ここでは最初から総額で考えるやり方を示します。
最終更新:2026年8月4日
総額は3つの合計でできている
| 要素 | 誰に払うか | 読みやすさ |
|---|---|---|
| 時間料金 | アプリ運営(事前に確定) | 読める |
| 飲食代 | 店(当日の伝票) | 読みにくい |
| 交通費・タクシー代 | 状況による | 深夜は膨らむ |
重要なのは、読めるのは1つ目だけという点です。 アプリの料金表を見て「2時間で1万円か」と考えると、そこから飲食代が上に乗ります。 そして飲食代は人数分かかります。
経験則として、総額は時間料金の2倍前後になります。 時間料金1万円の席なら、総額は2万円前後を見ておく。 この比率を頭に入れておくだけで、予算の見誤りはほぼ防げます。
時間料金の相場
サービスとキャストのランクで幅がありますが、2026年8月時点の目安は次のとおりです。 いずれも1人・1時間あたりで、複数人を呼べば人数分かかります。
| 水準 | 1人1時間 | 該当するのは |
|---|---|---|
| 下限 | 3,300円〜 | ゲスト料金が安いサービス。aimaなど |
| 標準 | 5,000〜8,000円 | 多くの案件がこの帯に収まる |
| 上位 | 10,000円〜 | 審査の厳しいサービスの上位ランク |
| 繁忙時 | 上記+割増 | 金曜夜、年末、大型イベント時 |
最低利用時間が設定されているのが通常で、多くは2時間からです。 つまり1人呼ぶだけでも、時間料金の最低ラインは7,000〜16,000円程度になります。
人数別・総額シミュレーション
実際の会計に近い形で計算します。時間料金6,000円/人、2時間、 飲食代は1人あたり6,000円(自分の分も含む)という前提です。
1対1(自分+1名)
| 時間料金 | 6,000円 × 2時間 × 1名 | 12,000円 |
|---|---|---|
| 飲食代 | 6,000円 × 2名 | 12,000円 |
| 交通費 | 相手の帰宅分を持つ場合 | 3,000円 |
| 総額 | 約27,000円 | |
2対2(自分+友人1名、女性2名)
| 時間料金 | 6,000円 × 2時間 × 2名 | 24,000円 |
|---|---|---|
| 飲食代 | 6,000円 × 4名 | 24,000円 |
| 交通費 | 2名分 | 6,000円 |
| 総額 | 約54,000円 | |
| 男性1人あたりの負担 | 約27,000円 | |
3対3(接待・グループ)
| 時間料金 | 6,000円 × 3時間 × 3名 | 54,000円 |
|---|---|---|
| 飲食代 | 8,000円 × 6名(少し良い店) | 48,000円 |
| 交通費 | 3名分 | 9,000円 |
| 総額 | 約111,000円 | |
表を見ると分かるとおり、人数を増やすと時間料金と飲食代が両方とも掛け算で増えます。 「大人数のほうが割安」という直感は、この形式では成立しません。
予算から逆算する
総額の上限が決まっている場合の考え方です。 総額 ÷ 2 = 時間料金に使える額として計算すると、だいたい合います。
| 予算(総額) | 時間料金に回せる額 | 現実的な組み合わせ |
|---|---|---|
| 2万円 | 約1万円 | 1名・2時間・料金の安いサービス。店は居酒屋クラス |
| 3万円 | 約1.5万円 | 1名・2時間・標準帯。店に少し予算を回せる |
| 5万円 | 約2.5万円 | 2名・2時間・標準帯。または1名・3時間で良い店 |
| 10万円 | 約5万円 | 3名・3時間、または接待向けの店で2名 |
同じ予算なら、3名を2時間より、2名を3時間のほうが満足度が上がりやすいです。 人数が多いと会話が分散し、一人あたりと話す時間が短くなります。 はじめのうちは人数を絞ったほうが失敗しません。
総額が膨らむ3つのパターン
1. 延長
最も多い超過要因です。楽しくなって延長すると、 時間料金と飲食代が同時に増えます。1時間の延長は、体感の倍の金額になります。 延長する可能性があるなら、最初から予算に1時間分を含めておくほうが安全です。
2. 店の単価読み違い
「1人6,000円くらいだろう」と思っていた店で、ボトルを開けると一気に倍になります。 飲み放題つきのコースにしておくと、この変動が消えます。 店選びの基準はどんな店で呼ぶかにまとめました。
3. 深夜のタクシー代
終電を過ぎると、相手の帰宅費用が数千円単位で乗ります。 人数分かかるので、3名なら1万円前後の差になります。 終電の時間で切り上げる設計にしておくと、ここが丸ごと消えます。
安く抑えるなら、どこを削るか
削っていい順に並べます。上から順に、満足度への影響が小さいものです。
- 人数を減らす — 最も効きます。1名減らすだけで時間料金と飲食代が両方下がります
- 開始を早くする — 早い時間に始めて終電前に終われば、タクシー代が消えます
- 飲み放題のコースにする — 総額が読める形にするだけで、超過が止まります
- 料金の安いサービスを使う — ゲスト側料金の安いサービスを選ぶ
- 平日にする — 繁忙時の割増がありません
店のグレードを下げすぎるのは逆効果です。 落ち着いて話せない店だと、時間料金を払っている意味がなくなります。 騒がしい店、席が近すぎる店、注文が通らない店。 ここで浮く数千円のために、その日の数万円が無駄になります。